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失敗しない!振袖の基本動作&マナー で振袖美人

これで着物美人 失敗しない振袖マナー

振袖(着物)でラク&キレイに動くコツとマナーをわかりやすく紹介します。基本の美しい歩き方&座り方から、移動、食事、トイレまで。着崩れせずに1日過ごせるポイントを知って振袖美人になりましょう!

目次

振袖での基本動作のコツ

着物に慣れていないと、ギクシャクした動き方になってしまうことがありますが、ちょっとしたコツをつかめばスムーズに動けるだけでなく、美しく立ち居ふるまいになります。せっかくの晴れ姿ですから着物を美しく着こなしましょう。

立ち方

・上から糸で引っ張られている感覚で、背筋を伸ばします
・お腹にチカラを入れて、足の向きは内股気味に
・片足を少し後ろに引くと、より美しい立ち姿になります
振袖は華やかな絵柄が魅力です。両手を軽く前で重ねて、着物の絵柄をきれいに見せるように立つと、あなた自身の華やかさが一層際立ちます。

歩き方

・足のサイズくらいの小さな歩幅で歩く
・膝頭をすり合わせるよう内股気味に足を運びます
右手で着物の端(上前)を軽く押さえながら歩くと奥ゆかしく見え、裾のめくれ防止にもつながります。歩くときも背筋をきちんと伸ばし、草履を引きずらないよう注意しましょう。

座り方

・背筋を伸ばして帯がつぶれないよう浅く座る
袖は左右2つを丁寧に重ねて膝の上に置き、いっしょにたたんで太もものつけ根と膝頭の間に納めましょう。足の向きを内股気味にし、中心よりやや左に足をそろえると品よく見えます。

階段ののぼり方

・左右の袖をまとめて左腕にかける
・右手で着物の端(上前)を軽く引き上げて階段をのぼる
振袖の大きな袖と、裾のさばき方が美しく動くコツ。カラダの向きは少し斜めで、足の向きは内股気味に、上半身を前に倒しながら太もものチカラでカラダを押し上げるとラクにのぼれます。急いでいても、勢いよく大股でのぼると着崩れやすくなります。

車や電車(乗り物)の乗り方

・座る時はおしりから乗る→頭を入れる→足をしまう
・向きを直す時はおしりを回転させる
裾がはだけない順序を守るのがポイント。車やバスなど狭めの車内で座る時は、いきなり足から入ると着崩れにつながります。帯を潰さないように背筋を伸ばして浅く座ることも大切です。降りる(立ち上がる)時は、足→頭→腰の順番で。電車やバスのつり革のつかまり方は後で紹介する「腕を上げる動作」もあわせてチェックを。

振袖のセレモニーマナー

成人式や結婚式などは振袖を着ている時間も長くなり、気を使うシーンも多くなります。着物姿でセレモニーに出席する場合のマナーもマスターしましょう。

あいさつの仕方

・美しいあいさつは、姿勢で決まる!
・おへそにチカラを入れて腰を折るようにゆっくりと
結婚式の親族として振袖を着る時は、ゲストにあいさつする機会が多くなります。心のこもったあいさつは、相手によい印象を与えます。両手を前で合わせ、背筋を伸ばしてあごを引きましょう。頭だけを下げるのはNG。上半身ごと静かに前へ傾けます。その状態で静止し、ゆっくりと上体をあげましょう。

乾杯をする・電話をする(腕を上げる動作)

・上げる腕の反対の手で袖口を抑える
・腕は高くあげない
着物で乾杯をするときは、脇をしめてグラスをもつ手とは反対の手で袖口を押さえましょう。ほかにも、スマートフォンで電話したり写真を撮ったり、電車やバスの移動でつり革をもつときなど、腕を上げる動作は意外と多いもの。「見せるのは手首くらい」がポイントです。

食事をする

・大きめナフキンやハンカチで汚れをガード
・襟(衿)や帯にナフキンを挟んでもOK
着物や帯をうっかり汚さないように、ナフキンでガードします。ナフキンがないこともあるので、大きめのハンカチを準備しておくといいでしょう。通常ではナフキンを二つ折りにして使いますが、着物の場合は大きく広げて襟(衿)や帯の上端にはさんでもマナー違反になりません。

これで安心!「着物でトイレ」をマスター

振袖など着物の着用時で一番の不安は「トイレ」。汚れや着崩れが心配…という方もご安心ください!しっかり手順を踏めば、振袖のトイレはとっても簡単です。

着物でのトイレの手順

(1)襟(衿)元にハンカチを巻いてファンデーションなどで汚れるのを防ぎます。
(2)長い袖が床につかないよう両袖を結ぶ、または、着物クリップで留めてまとめます(袖の中央部分を帯締めに挟んで留めてもOK)。
(3)着物、長襦袢、肌着を1枚ずつめくって、左右にわけます。
(4)両手にもった裾を腰のあたりまでめくります。
筒状の服を裏返すようにめくるのがコツ。着崩れを起こしにくくなります。
(5)めくりあげた着物をしっかりと両脇に挟んで固定し、下着をおろして便座に腰をおろします。帯をつぶさないよう浅く座りましょう。
(6)用を足したら水はね防止のためにフタを閉めて洗浄。裾を元に戻します。

広めの洋式トイレ+クリップで安心!

着物を着ているときは「広めの洋式トイレ」がおすすめ。余裕をもって着物の着崩れチェックができます。
洋式・和式どちらでも、床に着物をつけて汚さないように気をつけましょう。人が集まる場はトイレも混みがち。着物用クリップをもっていると袖を留める動作が簡単になるのでオススメです。

振袖を思う存分に楽しむなら、レンタルを活用!

正絹を素材にした振袖は品格があり、未婚女性がまとえる礼装。結婚式や成人式など大切なセレモニーで、ぜひ着てもらいたい特別な衣裳です。でも、スペシャルな着物だからこそ“汚れが心配”になることも…。そんな方には、レンタル振袖がおすすめです。レンタルなら着用後のクリーニングが不要で、そのまま返却できます。汚れによって実費がかかることもあるので注意は必要ですが、万が一、汚してしまってもお手入れの手間はありません。

晴れ着の丸昌池袋店は、キュートなデザインからシックな伝統スタイルまで、おしゃれな振袖をずらりラインナップ。サイズも豊富に用意しているので、あなたにぴったりの振袖が必ず見つかるはず。どんな振袖があるのか、チェックしてください!

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2020年1月20日  by marusho-press

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